歯ぎしりを防ぐナイトガード
「むし歯はないのに歯が痛くなった」
「歯のかみ合わせが少しずつ悪くなっている」
「朝、あごが痛む」
そんな方はなるべくに当院にご相談ください。
実は寝ている時に歯ぎしりをしている方は結構多いのです。歯ぎしりは食事をする時の2倍の力を使っているとも言われており、歯に大きな負担を与えています。
歯ぎしりは寝ている間におきるため、全く自覚症状がありません。歯ぎしりの理由はストレスなど様々な理由にあるといいます。
寝ている間に起きてしまっている行動なのでやめようと思ってもやめられないのが歯ぎしりです。
「私は歯ぎしりしていないから関係ない」
と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、多かれ少なかれ皆歯ぎしりはしています。
噛む力というのは無意識的に動く筋肉も含まれているのです。
無意識的な場合は必ず意味があります。
例えば睡眠中に胃からあがってくる胃酸を中和する唾液を出すために歯ぎしりをしたりします。
自己防衛本能に近い理由もあるのです。
ただし歯ぎしりを続けると歯がすり減って平たくなってしまいます。
特に奥歯がそのようになります。するとかみ合わせが悪くなりモノがしっかりと噛めない、あごが痛い、骨格が変わるということが起きます。
そして歯ぎしりは、顎・首・肩に大きな負担をかけます。
モノを噛む時に奥歯にかかる負担はなんと体重と同じぐらいです。
奥歯一本に負担がかかりすぎて抜けてしまうと噛む力は一気に落ちます。
むし歯治療の際に歯につめ物をした方は、歯ぎしりが原因でつめ物がとれたりもします。
大切なのは無意識な自分の行動を未然に防ぐこと
そこで大切なのは寝る前の行動なのです。
歯ぎしりは寝ている間に起きてしまいます。
一人暮らしの方は歯ぎしりを注意してくれる方がいないのでまず気がつくことはないでしょう。
そこで寝る前にナイトガードを装着します。
ナイトガードはマウスピースのようなものです。
ナイトガードをつけることで夜中の歯ぎしりによる歯への悪影響を食い止めます。
かわすみ歯科のナイトガードは常に全部の歯があたるように調整いたしますので、あごの関節の痛みの改善などにも役に立ちます。
夜眠っている時に装着して歯ぎしりから守ります。ナイトガードとはいいますが、余裕があるのであれば日中着けていただいても問題ありません。
このナイトガードは、保険適用となっています。
歯ぎしり対策の治療用具として国に認められているのです。
通院回数は装着後の調整まで含めて通常3~4回になると思ってください。
ナイトガードの噛み合わせの表面は、なるべくデコボコがない状態にしています。
平らに近い感じで、噛み合う下の歯にある程度合わせています。
これは、下の顎がある程度自由に動かせる状態を整えるためです。
こちらはナイトガードをつけた患者様の実例です。
使用前 | 使用後 | |
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こんなに歯への負担がかかっているのです。
上記の通り、ナイトガードを入れると、顎が最も楽な位置に治まるのと同時に、歯に過剰な力がかかるのを防いだり噛み合わせの面をすり減りから守ることができます。
一生自分の歯で食事をしたいと考えている方は一度ご相談くださいね。
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