医療理念・ポリシー
困ったときに相談してもらえる歯科医師
歯科医師になって35年ほどたちます。
若い頃は、自分のもつ技術をなんとか活かそうと、必死にやっていたなと思います。
これまで必死に色々な技術を勉強してきました。
補綴から始まって、口腔外科、矯正、再生医療、移植、歯を抜かない、削らない治療など。なんでも技術を習得しておいた方がよいと思ったんです。
患者様の選択肢も増えます。
ただ大切なのは技術だけではありません。大切なのは人間として成長してどうしたら患者様のためになるのだろうかと考えられることです。
時に短期的に考えてしまうと自分で何でも治療したほうが良いと思うかもしれませんが、当院ではインプラントではインプラントの専門医と連携をしています。
私が治療をするよりも最先端治療を知っているドクターに治療をしてもらったほうが患者様のためだからです。
もちろん私が専門的な説明やリスクについてもじっくり話すようにしています。
信頼の上で患者様にベストな治療を提案しています。
患者様の笑顔が見たい
それだけなんです。
患者様の中には「歯医者さんは痛いから苦手」という方がいます。それでも歯医者に来るのですからよっぽど状況が良くないのだと感じます。
その時には一番困っているのは何か、触れてほしくないところはどこなのかなど、色々聞いて考えながら治療をします。治療をしながら一緒に考えるのです。
時に大変な治療が必要な方もいらっしゃいますが、同じ目線で考えていくと意外と治療はズムーズに進んだりします。
私には経験があります。
この経験を患者様の笑顔のために少しでも活かせたら素敵だなと常に考えています。
将来の歯を守る
様々な医院を廻ってうちにたどり着く患者様がいます。
きっと納得出来ない治療を受けたのだと思います。納得出来ない治療というのは、患者様の心を汲み取っていない治療です。
技術的には間違っていないかもしれませんが、患者様にとって良いものでなければどんなに良い治療であっても意味がありません。
医師は「信頼されている」という気持ちに答えようとするものですし、いつでも「患者様が困っていることを何とかしたい」と考えるべきだと私は思います。
私のように長年、患者様の歯を見てくると、このままにしておいたら今後どうなるかが見えてきます。そのためカウンセリングの時は5年後、10年後まで考えて治療プランを立てます。若い人であれば20年後までも考えます。
”将来”の歯を守ることが診療で”今”できることなんです。
![]() |
PageTOP ▲